- 2023-6-23
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- Hydromea, Igor Martin, Thomas Meyer, Unplugged, パートナーシップ, 小型水中ドローン, 水中でのデジタルツイン, 水中ドローン, 水産養殖, 非接触充電システム, 風力発電
スイスの水中ドローンメーカーHydromeaと、ノルウェーで非接触充電システムの開発を手がけるUnpluggedは2023年5月11日、水産養殖産業向けとして、海中の設備点検やモニタリングをするドローンシステムの開発に関するパートナーシップの締結を発表した。
この共同事業には、スイスとノルウェー両国の国立機関がそれぞれ出資し、合計200万ユーロ(約3億1000万円)の資金が用意される。プロジェクトの実施期間は、30カ月となる見通しだ。
両社の目標は、一度の潜水で数カ月にわたって水中に留まる「小型水中ドローン」の開発だ。例えば、水産養殖に関する日々のデータを収集するサービスのなかで、このデータを遠隔地の養殖業者に転送し、設備の状態をモニタリングする用途がある。
HydromeaのCEOであるIgor Martin氏は、洋上の風力発電や水産業等を合わせた市場規模は、年率2桁の成長が見込まれていると説明した。なかでも、海中設備の状態を監視するニーズは今後10年で飛躍的に増えると分析している。
UnpluggedのCOOであるThomas Meyer氏は、小型・低消費電力ドローンのプラットフォームにより、センサーやインフラ間の高度な通信リンクを構築できると解説した。これにより、水中資産を監視する技術が、「水中でのデジタルツイン」の確立につながると述べた。
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