- 2023-11-22
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- Andrew Duggan, Boeing, INEXA, Innovaero, Insitu Pacific(IPL), Integrator, One-Way Loitering(OWL), UAS技術開発および強化するための合意覚書(MOA), 共通地上管制ステーション(GCS), 情報、監視、偵察(ISR), 無人航空機システム(UAS), 統合ソリューション
航空機の設計製造などを手掛ける豪Innovaeroと、Boeingの子会社で無人航空機システム(UAS)サービスをアジア太平洋地域で提供しているInsitu Pacific(IPL)は、2023年10月16日、UASを使用した長距離攻撃能力の統合ソリューションに関して共同で取り組むことを発表した。
この共同開発は、IPLのUAS「Integrator」による情報、監視、偵察(ISR)と、Innovaeroの徘徊型兵器「One-Way Loitering(OWL)」による長距離打撃能力を組み合わせて、オーストラリア国防軍の現行システムとのシームレスな統合を実現するというものだ。
両社は、IPLの共通地上管制ステーション(GCS)と、Innovaeroのソフトウェア「INEXA」を使って、UASとOWLの両方を制御するシステムを共同で開発し、テスト実施、実戦配備をしていく。オペレーターは共通のGCSを通して、UASとOWLの両方を操作することとなる。
IPLの最高経営責任者であるAndrew Duggan氏は、「この統一手法は、無人ISRと長距離打撃能力を組み合わせ、大型航空資産の乗員を危険にさらすことなく、交戦地帯に直接的な影響を迅速にもたらすでしょう」と述べている。
今回の発表は、2021年7月にIPLとInnovaeroが締結した、オーストラリアのUAS技術開発および強化するための合意覚書(MOA)に基づくもので、IntegratorとOWLシステムの開発およびテストは2023年末まで続く予定だ。
関連情報
Insitu Pacific, Innovaero to develop uncrewed long-range strike concept – Innovaero