着脱式の空飛ぶバン「LUFT PINOY eVTOL」、フィリピン市場で展開へ

米LuftCarが2024年1月26日、フィリピンのジープニー車両メーカーeFrancisco Motorとの、フィリピン市場における電動垂直離着陸機(eVTOL)の投資や開発、展開における戦略的パートナーシップの覚書締結を発表した。

覚書の中心となるのは水素を動力とする「LUFT PINOY eVTOL」の開発だ。LUFT PINOY eVTOLは航空機の機体部分とバン型の車両部分を着脱でき、eFrancisco Motorが車両部分を、LuftCarが機体部分と水素推進技術の開発を担当する。最初は防衛や貨物分野に適用され、7100を超える島々からなるフィリピン特有の需要を満たすように調整され、公共交通機関や配送、観光、災害救援などのさまざまな分野への展開が想定されている。

LUFT PINOY eVTOLのプロトタイプは2024年末までに完成され、eFrancisco Motorの生産拠点である北カマリネス州で量産される予定だ。

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Groundbreaking partnership in clean air and road transport for the Philippines — LuftCar and eFrancisco Motors sign a strategic MOU

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