HONORのAIスマホ、視線追跡システムで自動車制御も可能に

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中国の通信機器大手Huaweiから独立したブランド「HONOR」は、スペイン・バルセロナで開催されたモバイル関連見本市MWC（Mobile World Congress）Barcelona 2024で、同社の最新スマートフォン「Magic6 Pro」をグローバル展開すると発表した。

Magic6 ProはAndroidをベースとした最新バージョンのOS「MagicOS 8.0」を搭載し、プラットフォームレベルのAIを導入している。米Metaの大規模言語モデルLlama 2（ラマ2）を活用したオンデバイスAIにより、Magic6 Proはオフラインでも質疑応答やテキスト生成、読解といった機能を実行できる。

また、HONORが紹介したAI機能の1つ「Magic Portal」はユーザーのタスクを先読みして最適化する。例えば、テキストメッセージに住所の記載があれば、Magic Portalがそれを認識してグーグルマップにユーザーを誘導する。

その他、HONORはMWCで、Magic6 ProのAI視線追跡システムが将来的にハンズフリーで自動車を制御できるようになる可能性を示した。

HONORのCEO、George Zhao氏は「業界をリードするAI機能によって、われわれの新たなスマートフォンはユーザーエクスペリエンスを劇的に変える」と強調した。

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