CFRPやエンプラなどの複合材専門の試験片製作サービスを開始 共和製作所

共和製作所は2024年4月22日、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの複合材専門の試験片製作サービスを、同年5月から開始すると発表した。

同サービスは、CFRPの他に炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)やガラス繊維強化プラスチック(GFRP)、アラミド繊維強化プラスチック(AFRP)、天然繊維強化プラスチック(NFRP)などのさまざまな複合材に対応。エンジニアリングプラスチック(エンプラ)、スーパーエンジニアリングプラスチック、さらに炭素繊維やガラス繊維で強化したエンプラなどにも対応する。これら以外の複合材に関しても、加工用サンプルがあれば対応できる場合がある。

加工はすべて切削加工で、JIS規格にのっとった形状への加工に対応する。その他、独自の形状でも図面があれば対応可能な場合がある。厚み精度が必要な場合は、両面の削り出し加工にも対応する。

加工品に対しては、画像寸法測定器と専門検査員の目視による検査を実施。小ロットから量産までさまざまなロット数に対応し、納期は形状等により異なるが、リピート品で最短5営業日、初回で最短10営業日だ。

同社によると、同サービスは寸法精度の高さと加工面の綺麗さが特徴だという。

関連情報

企業の先端技術開発を加速 CFRPや炭素繊維強化PEEKなどの「複合材」専門の試験片製作サービスを2024年5月から開始 | 株式会社共和製作所のプレスリリース

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