搬送物を直角移載できる高速自動仕分けシステムを発売 椿本チエイン

椿本チエインは2024年9月5日、搬送物を直角移載できる高速自動仕分けシステム「クイックソートクロス」を発売した。ターンローラータイプの高速自動仕分けシステム「クイックソート」の特長はそのままに、省スペースでの直角移載や、搬送物の向きを段階的に調整する機能を付加している。

クイックソートクロスは、スループット(時間当たりの処理能力)の向上に加え、AS/RS(自動倉庫)側での搬送物位置調整を不要にし、入出庫部のスペースを削減する。

クイックソート仕分けシステム:メンテナンス性に優れた「仕分け・分岐ユニット」をベースに周辺コンベヤを配置し、入荷から出荷まで自動化を図る仕分けシステム。1つのモーターですべてのローラーを回転させるシンプル構造が特長。

クイックソートクロスは、クイックソートの特性を生かし、最大6000個/時間の移載ができる。また、ローラーの配置位置や方向転換のタイミング調整などにより、AS/RSへの入出庫に最適な向きとなるように搬送物の側面合わせを短機長で実現しているため、省スペース化に対応する。また、搬送物の向きを分岐の際に段階的に変化させ、急な方向転換による搬送物転倒のリスクを低減する。

搬送物のサイズは、最大600×600×600mm、最小200×200×10mm。搬送物質重量は0.5~30kgで、搬送速度が最大100m/分となっている。納期は3カ月で、ユニット販売に対応する。

関連情報

搬送物の直角移載に対応、AS/RS(自動倉庫)の省スペース化に貢献 高速自動仕分けシステム「クイックソート® クロス」 新発売 | 05 | 09 | 企業情報 | つばきグループ

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