二輪車として世界初 「電動過給機」搭載のV型3気筒エンジンを発表 Honda

Hondaは2024年11月5日、二輪車として世界初となる「電動過給機」を搭載したV型3気筒エンジンを開発し、コンセプトモデルを公開した。電動過給機付きV型3気筒エンジンは、内燃機関領域での新たなチャレンジとなる。

水冷75度V型3気筒エンジンは、新規開発中の大型二輪車を想定しており、スリム&コンパクトを追求している。また、二輪車として世界で初めて電動過給機を採用している。エンジン回転数に関わらず過給を任意にコントロールし、低回転からハイ・レスポンスなトルクデザインを実現する。

電動過給機付きV型3気筒エンジン

電動過給機

さらに、自由度高く配置できる特徴を活かしてマスを集中化した。インタークーラーを必要としない設計により、軽量化に貢献している。

コンセプトモデルは、イタリアのミラノで開催されている「EICMA 2024(ミラノショー)」にて初公開された。電動過給機付きV型3気筒エンジンは今後、同社のFUNモデルへの適用を予定しており、量産化に向けた開発を引き続き進めている。

関連情報

二輪車として世界初の電動過給機付き新型V型3気筒エンジンをEICMA 2024(ミラノショー)で初公開 | Honda 企業情報サイト

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る