直感的に操作できる産業用ロボットのプログラミング支援ソフトウェアが販売開始 川崎重工

川崎重工は2024年12月12日、簡単にロボットシステムの構築検討ができる、産業用ロボットのプログラミング支援ソフトウェア「neoROSET(ネオロゼット)」の販売を開始した。業務プロセスの最適化、工数の削減、品質向上を実現する。

neoROSETは、シンプルなユーザーインターフェースにより直感的に操作でき、ロボットプログラムを視覚的に作成できる。同社のロボット用オフラインプログラミングツール「K-ROSET(ケーロゼット)」よりも大幅に操作性が向上している。

CADファイルの読み込みを標準でサポートするほか、ロボットや周辺機器などのレイアウトを簡単に作成できる。また、仮想コントローラー、仮想ティーチングペンダントによる実機と同等の高精度シミュレーションが可能だ。

適用用途に合わせた専門機能を持ち、実際の現場のデジタルツイン構築により、システム立ち上げ時間を削減できる。動画ファイルや3D PDFとして簡単にシミュレーション結果を出力できるほか、ハンドリング適用、塗装、シーリング適用、アーク溶接適用、スポット溶接適用に加え、半導体製造装置向けロボットにも新規に対応する。

海外での販売も順次予定。今後、同社のロボット用自動教示ソフトウェア「KCONG(ケイコング)」の教示機能を統合し、近日中に、適用ごとに機能を拡充するアップデートを予定している。

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産業用ロボットのプログラミング支援ソフトウェア「neoROSET(ネオロゼット)」の販売を開始 | プレスリリース | 川崎重工業株式会社

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