半導体設計を扱える企業・求人は?

半導体設計とは?

半導体設計とは、シリコンやゲルマニウムなどの半導体材料を用いて、電子回路を設計し、半導体フォトマスクと呼ばれる回路原版を作成する技術だ。

最近では、複数の機能ブロックを搭載するSoC(System On Chip)が登場し、半導体設計にもより進んだ集積化と微細化が求められており、従来からの半導体設計技術に加えてシステム開発やソフトウェアの技術が必要になっている。

半導体は変動が激しい業界と言われるが、スマートフォン向けの需要が増えたことにより、2013年には業績が増加に転じている。企業の再編や統合も活発で、今後もそうした動きが続くと見られる。

半導体設計を取り扱う企業は?

半導体設計については、インテル、クアルコム、マイクロン・テクノロジ、テキサス・インスツルメンツ、ブロードコムといった米国メーカーが強く、サムスン電子やSKハイニックスに代表される韓国メーカー、国内では東芝、ルネサスエレクトロニクス、ソニーなどが挙げられる。

半導体設計に関連して、東京エレクトロンが半導体製造装置メーカーとして、アドバンテストが半導体検査装置メーカーとして世界的にもトップレベルにある。

半導体設計に携われる求人は?

半導体設計としての求人をみると、半導体の設計・開発といった工程から、利用目的に応じたFPGA/ASIC向けのロジック設計や、関連したファームウェア、ドライバ関連の求人がある。

また、自動車業界では車載電子ユニットに使われる専用半導体の設計業務の求人が多い。自動運転装置やメータ、ナビゲーションなど車載システムの複雑化、高度化に伴い、この領域での求人は今後も拡大が予想される。

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