- 2023-9-17
- 技術ニュース, 機械系, 海外ニュース
- DJI, FOV(視野角), GoPro, Osmo Action 4, Paul Pan, アクションカメラ, イメージセンサー, フレームレート, ポストプロダクション, 民生用ドローン
民生用ドローンなどを製造する中国のDJIは、2023年8月2日、アクションカメラ「Osmo Action 4」を発表した。同製品はレンズが一体となった構造で、市場では「GoPro」のライバルと位置付けられている。
Osmo Action 4の大きな特徴であるイメージセンサーは、サイズが1/1.3インチ、ピクセルサイズは2.4μm相当だ。動画撮影の解像度は4Kで、フレームレートは120fps、低照度の撮影環境にも対応する。レンズはFOV(視野角)が155°、絞り値はf/2.8となる。
カラーモードは、10-bit D-Log Mに対応することで、後工程となるポストプロダクションに対する柔軟性が向上している。屋内外や水中などの様々な撮影条件で、高度な色温度センサーによって、見たままの色合いを再現することが狙いだ。
バッテリは、2時間半以上の撮影に対応する。急速充電時は18分で80%に到達し、マイナス20℃の低温環境下での撮影に耐える。また、前面と背面の両方にタッチスクリーンを搭載したことで、カメラの向きを変えることなく操作ができる。
防水性能はIP68で、ケースなしで18mの水深に耐える。その他、5種類のカスタムモードとしてクイック切り替え、設定情報を確認するための音声プロンプト、音声操作などの機能も持つ。
同社のシニアプロダクトラインマネージャーのPaul Pan氏は、「Osmo Action 4は高画質、高い信頼性、そして何より、ユーザーのニーズに応えることを目標にデザインしています。ユーザーの皆さんがこのカメラの卓越した性能を活かし、インスピレーション溢れる素晴らしい作品を撮影、さらにその映像を見た人が自らの限界に挑戦し、新たな旅の映像を撮影する、といったポジティブな反応が広がることを楽しみにしています」と述べている。
DJIは、Osmo Action 4をオンラインストアと認定ストアで販売している。価格は、スタンダードコンボが5万8300円、アドベンチャーコンボが7万5900円だ。