General Atomics、共通コアをベースとした無人航空機「XQ-67A OBSS」の初飛行を実施

アメリカのGeneral Atomics Aeronautical Systems(GA-ASI)は2024年2月29日、無人航空機「XQ-67A Off-Board Sensing Station(OBSS)」の初飛行を、同月28日に実施したと発表した。

OBSSはAFRL(Air Force Research Laboratory:空軍研究所)のプログラムで、GA-ASIは2021年に、その新型機の設計、製造、飛行について受注している。

AFRLが資金提供するXQ-67Aの初飛行は、GA-ASIはAFRLと最初に開発した「genus/species(分類学でいう属/種)」コンセプトを検証するものだ。このコンセプトはLCAAPS(Low-Cost Attritable Aircraft Platform Sharing)プログラムの一環で、「genus(属)」と呼ばれる共通のコアシャーシから、「species(種)」に相当する派生機を作り出すことに焦点があてられている。これにより、軍用機の迅速な開発、低コスト化、頻繁な技術更新を可能にするという。

XQ-67Aは共通のコアシャーシから製造された最初の機種であり、今回の飛行は低コストで戦闘機を生産できる能力を示す大きな第一歩となった。

関連情報

GA-ASI Makes First Flight of XQ-67A OBSS | General Atomics

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る