99.9%の精度で在庫管理を自動化する倉庫管理ドローンシステム 米Corvus Robotics

Corvus Robotics/YouTube

米Corvus Roboticsは2024年10月8日、自律型在庫管理システム「Corvus One」の最新版を発表した。Corvus Oneシステムは、リフレクター、ステッカー、ビーコンなどの追加なしに、照明類を消灯した物流センターでドローンを飛行させることができる。

Corvus Oneシステムは、コンピュータービジョンと生成AIを使用して実世界の環境を理解し、完全自律型で動作する。幅127cmの狭い通路から、非常に広い通路まで対応して動作する。

この軽量ドローンは障害物の検知機能を中核として、業務のワークフローを中断したり通路を塞いだりすることなく、人間の歩行速度で安全に飛行する。さらに、必要に応じて人やフォークリフト、ロボットとの衝突を、上昇することで回避できる。

さらに、カートンやパレットの前面に貼付されたバーコードを、どのような形式や向きでも読み取り、24時間365日、自動で在庫チェックする機能がある。Corvus Oneの「消灯」機能により、チームは日々の生産の開始前などのシフト時間外に不一致を修正できる。

従業員をピッキングや補充などの価値の高い作業にシフトさせることで、労働生産性が10倍に向上するという。スペースの最大活用や在庫切れの回避など、よりスマートに補充し、正確に在庫品をカウントすることで、在庫管理で99.9%の精度を保証する。

Corvus Oneの運用にはWi-Fiなどのインフラが不要で、1週間もかからずに、「Robot as a Service(RaaS)」モデルを導入できる。ハードウェアとソフトウェアの無料アップグレードを提供して、各システムを最小のコストで進化させるしくみにより、将来性を保証している。

関連情報

Corvus One Launch and Series A Funding

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