- 2017-6-21
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- Aircrew Labor In-Cockpit Automation System, ALIAS, Aurora Flight Sciences, DARPA, ボーイング737, 国防高等研究計画局, 自動操縦
米Aurora Flight Sciencesは2017年5月16日、ロボットの副操縦士「ALIASシステム」がボーイング737を自動操縦し、さまざまなシナリオにおいて離着陸などをシミュレーションする飛行試験を成功させたと発表した。
同社は、アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)のALIAS(Aircrew Labor In-Cockpit Automation System)と呼ばれる飛行自動操縦システムの開発を進めている。今回のデモで使用されたALIASは、2人乗りの飛行機で副操縦士の役割を任せて、パイロットの負担を減らすことを目的として開発したものだ。
ALIASは今回の飛行試験において、ボーイング737を安全に着陸させられるパイロット要らずの自動操縦能力を示した。ボーイング737以外の航空機でも、例えばDA42においてもコックピット内で操縦の手順を再現し、標高3000フィート(約900m)からの完全自動着陸をデモンストレーションしてみせた。
このようにALIASは、これまでさまざまな飛行機に取り付けられてデモンストレーションを実施。自動操縦によって離陸から着陸までを任せることができると実証してきた。搭乗するパイロットの負担を軽減できるシステムになると期待されている。
同社は、コクピット内のマシンビジョンやタブレットを使ったユーザーインタフェース、さらには音声認識/合成機能、学習機能を備えたALIASシステムも開発しているという。
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