ET/IoT Technologyアワード受賞社決まる。物体指紋認証技術など計6社

組込みシステム技術協会は2015年11月16日、「Embedded Technology 2015」及び「IoT Technology 2015」の出展社を対象とした「ET/IoT Technology アワード」の受賞社を発表した。

同アワードは、組込み業界の発展と国内産業の競争力向上に寄与する、優れた組込み技術や製品、ソリューション、サービスを表彰するもの。応募された40件の技術から、「Embedded Technology 優秀賞」に2社、「IoT Technology 優秀賞」に2社、「特別賞」に2社の、合計6社が選ばれた。

主な受賞社は、生産品の表面に自然発生する微細な紋様を利用して、工業製品、部品をタグ・シリアル加工なしに個体識別する「物体指紋認証技術」を開発したNEC(Embedded Technology 優秀賞)、土壌環境センサーを用いて地中をデジタル化する技術を開発したラピスセミコンダクタ(IoT Technology 優秀賞)、データストリームをリアルタイムにロスレスで圧縮する技術を開発した筑波大学(特別賞)など。

受賞した内容は、11月18日から20日までパシフィコ横浜で開催される「Embedded Technology 2015」「IoT Technology 2015」の各出展ブースで紹介される。また同19日の16:30より会場内メインステージにて表彰式が行われる。

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