CQ出版社は2021年10月22日、目覚ましい技術革新を遂げている車載ネットワークについて特集した「Interface 2021年12月号」を発売した。「大変革期の車載ネットワーク入門」のタイトルで、車載ネットワークの現状やCANの基礎知識などを分かりやすく解説している。
特集は3部構成で、第1部「全容解明!車載ネットワーク」では,自動運転やコネクテッドカーに欠かせない車載ネットワークの現状や今後の展望などについて解説。
第2部「車載マイコン・デバッグ係がCANの実装にトライ!」では、CANの基礎知識や規格のほか、テスト通信の実装方法を説明している。テスト通信の実装は、初めて挑戦する筆者が初心者の視点から丁寧に分かりやすく解説している。
第3部「車載イーサネット入門」では車載イーサネットの仕様や今後の展開について取り上げている。
このほか、連載中の「ラズパイPicoDAC[完全版]の製作」では、ノイズを10dB低減するプログラムを紹介している。新連載「電磁ノイズの世界」は「ノイズの何が悪いのか」を取り上げ、もう1つの新連載「ブラシレス・モータを回すプログラム書き方講座」では「ハードウェアと開発環境」について解説している。
別冊付録「5000円ボードで始めるFPGA開発」がついてB5判194ページ、定価は1130円(税込)となっている。