世界最小クラスの真空リフロー炉を販売――一台で真空環境や窒素ガスをはじめとした雰囲気を設定可能 タイセー

タイセーは2021年10月27日、超小型の真空リフロー炉「TRF-125V」の販売を開始した。超軽量かつコンパクト設計で、Labにも設置しやすい世界最小クラスとなっている。

TRF-125Vは、リーズナブルな価格にもかかわらず、一台で真空環境や窒素をはじめとした雰囲気を設定できる。ホットプレート(アズワン製)と組み合わせることで、PID制御による高い温度コントロール性を提供する。

リフロー炉の外形は、世界最小クラスとなる145×153×31㎜。リフロー炉とホットプレートを合わせた重さは3.7kgと超軽量設計となっており、容易に持ち運べる。

真空環境や窒素パージし、電子部品や配線基板の電極/はんだの酸化を防止してリフローできる。また、N2などの不活性ガス雰囲気の長時間維持に対応。汎用レギュレータ(ボンベ取替式)と小型真空ポンプとの組み合わせで配管設備がない場所でも使用できる。

ガラス窓の採用により、容易にリフロー炉内の基板を確認できる。また、過圧防止リリーフ弁を装着し、安全に考慮している。オプションには、連成計(-0.1~0.1MPa)、拡大鏡(2倍)、汎用レギュレータ、ガスボンベ(N2、CO2)、真空ポンプなどを用意する。

連成計 組み合わせ例

汎用レギュレータ+小型真空ポンプ、連成計との組み合わせ例

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