- 2022-5-11
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- AiWD(all-independent wheel drive:全輪独立駆動システム), Arrival, Charge Cars, Jaguar Land Rover, McLaren, Michelin, Roborace, エミッションフリー, クラシックカー, フォード・マスタング, 電気自動車(EV)
イギリスのスタートアップ企業であるCharge Carsが、象徴的なデザインを維持しながら先進の電気技術で、60年代のフォード・マスタングを電気自動車(EV)として再設計しようとしている。クラシックカーに最高水準のパフォーマンスを与えながら、エミッションフリーを目指す。
バッテリー容量は最大64 kWhで、50 kW DCのチャージスポットに対応している。航行距離は約322km で、停止した状態から時速96.5kmまで加速するのにかかる時間は3.9秒だ。モータートルクは1500 Nmで、536馬力に相当する。
同性能は、独自の技術AiWD(all-independent wheel drive:全輪独立駆動システム)によって支えられているという。
同社のエンジニアは、McLarenやJaguar Land Rover、F1レーシングチームといったさまざまなプロジェクトに参画している。今後、EVテクノロジー企業のArrival、世界初のAIレースプラットフォームRoborace、タイヤメーカーのMichelinなどと協業して業界の最先端のテクノロジーとパーツを車両に搭載する予定だ。
本モデルは499台の限定生産で、現在予約を受け付けている。価格は35万ポンド(約5770万円)からとなっている。