カプセルゴミを出さない、堆肥にできるコーヒーボールを使うコーヒーマシン「CoffeeB」

CoffeeB/YouTube

スイスの小売大手Migrosが、従来のアルミニウムやプラスチックでできたカプセルの代わりに、堆肥化可能な「コーヒーボール」を使用するコーヒーシステム「CoffeeB」を発売した。

Migrosは、自社のHPで「毎年、何十億個ものアルミニウムやプラスチックのカプセルが埋立地に捨てられている」と指摘。それに対し同社が開発したコーヒーボールは、カプセルを使用した時と同様にシンプルで香り豊か。天然由来の薄い保護膜により香りを保つことができて、完全に堆肥化可能だと紹介している。

「CoffeeB Globe」コーヒーマシンは、全自動システムの技術とカプセル式マシンの利点を兼ね備えており、カプセルの廃棄やリサイクルをすることなく、ボタン1つで最高のプレミアムコーヒーが味わえる。また、1杯ごとに自分やゲストの好きなコーヒーを選ぶこともできる。

コーヒーボールに使用されるのは、すべて厳選されたコーヒー豆で、Café Royalの長年のノウハウに基づきスイス国内で焙煎されており、エスプレッソ、ルンゴ、リストレットなど、8種類のコーヒーの中から好みのものを選ぶことができる。

Migrosでの販売価格は169スイス・フラン (約2万4000円) 。9個入のコーヒーボールのパックは4.60スイス・フラン(約660円)で、これは他社のカプセルポッドとほぼ同様の価格となっている。

関連リンク

Discover the «no capsule» system – CoffeeB

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