スペクトラムアナライザに上限周波数が6GHzのオプションを追加 アンリツ

アンリツは2023年4月25日、同社のスペクトラムアナライザ「MS2080A」に上限周波数が6GHzとなるオプションを追加したと発表した。

同製品はこれまで、上限周波数が4GHzに留まっていた。今回6GHzまで対応可能なオプションが加わったことで、5GHz帯の無線LANやローカル5G、衛星通信などさまざまな無線信号のスペクトラム解析や5GNR信号解析が可能となっている。

また、MS2080Aや同社の他のスペクトラムアナライザ「MS2070A」「MS2090A」において、AM/FM変調解析機能を新たにオプションで追加した。

AM/FM変調解析機能により、放送や業務用送受信機などの信号の変調特性評価が可能となる。加えて、RFスペクトラムやオーディオスペクトラム、オーディオオシロスコープ、歪みといった変調品質を同一画面内に表示できるため、測定結果の視認性も向上する。

MS2080Aは、6GHzまでの全域において45GHz/sの掃引が可能。AM/FMオーディオ復調や+/-1dBのレベル確度を含めたRF性能を備える。また、ケーブル・アンテナアナライザ機能やパワーメータ機能を搭載したほか、5G/LTE解析などにも対応している。

関連情報

多機能スペクトラムアナライザMS2080A、周波数範囲を6 GHzまで拡張 | アンリツグループ

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る