- 2023-9-10
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- BMW, EV, General Motors, Hyundai, KIA, Mercedes-Benz, Stellantis NV, アメリカ国立再生可能エネルギー研究所(NREL), コンバインド充電システム(Combined Charging System:CCS), ホンダ, 充電, 北米充電規格(North American Charging Standard:NACS), 米国エネルギー省
BMWグループ、General Motors、ホンダ、Hyundai、Kia、Mercedes-Benzグループ、Stellantis N.Vの7社は2023年7月26日、アメリカとカナダでEV用高出力充電へのアクセスを大幅に拡大するため、新しい充電網合弁会社を設立すると発表した。この合弁会社は今年中に設立される予定だ。
7社連名のプレスリリースによると、この合弁会社は、いつでもどこでも必要な時に充電できるよう、都市部や幹線道路に、少なくとも3万カ所の高出力充電ポイントを設置することを目指す。最初の充電ステーションは2024年の夏にアメリカで開設予定で、その後カナダにも展開する。
顧客の快適さと充電のしやすさに重点を置き、ステーションは可能な限り屋根付きでトイレが設置され、飲食、物販サービスを提供するなど、利便性の高い場所への設置が計画されている。さらに、一部のフラッグシップ・ステーションには追加の設備が備わるという。
充電ステーションは誰でも使うことができ、コンバインド充電システム(Combined Charging System:CCS)と北米充電規格(North American Charging Standard:NACS)の両方のコネクタを提供する予定だ。
また、充電ネットワークの機能/サービスと、この合弁会社に参加する自動車メーカーの車載システムやアプリはシームレスに統合。それにより、充電ステーションの予約、決済、エネルギー管理などをスムーズに利用できるようになる。充電ケーブルを差し込むだけで自動的に支払いまで可能なプラグ&チャージ技術も活用されるという。
米国エネルギー省によると、2023年7月の時点で、アメリカで公的に利用可能なDC急速充電器は3万2000台。アメリカ国立再生可能エネルギー研究所(NREL)は、2030年までに18万2000台のDC急速充電器が必要になると見積もっている。
そんな中、この合弁会社は、北米における信頼性の高い高出力充電ステーションの主要ネットワークとなることを目標としている。
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