4割がPepperを認知。対話型ロボットの課題は購入意欲の刺激か

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MM総研は2015年10月20日、「コミュニケーションロボットに関する一般消費者意向」に関する調査結果を発表した。回答者の7割がコミュニケーションロボットについて認知する一方、購入意向を示したのは14.7%にとどまり、「一般消費者に向けて活用事例を提示できるかが普及のカギ」になると指摘している。

調査対象となったのは、PepperやRobiなど、人間とコミュニケーションする機能を備え、情報提供などのサービスを行うロボット。工場の製造ラインに導入される産業用ロボットは含まれていない。

Pepper、Robiなどの個別製品の認知度まで高い傾向

同調査では、まずコミュニケーションロボットの認知度を調べた。その結果、「概ね理解している」(18.0%)、「言葉を見たり聞いたりした程度」(50.4%)と68.4%が認知していることが明らかになった。

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製品別の認知度については、「Pepper(ペッパー)」は41.0%、「Robi(ロビ)」は16.2%、「Robi jr.(ロビジュニア)」は7.2%。一方で、個別のコミュニケーションロボット製品については、まったく認知していない層も49.7%と半数近くに達している。

購入意欲は伸び悩み

こうしたコミュニケーションロボットを「購入したい」と答えたのは14.7%にとどまった。

購入すると仮定した場合に支払ってもいいと思う金額も、「10万円未満」が63.3%と過半数を占めた。「10万円以上50万円未満」が10.5%、「50万円以上」が0.8%、「金額に関わらず購入したくない」が25.3%となり、大金を支払ってまで買いたいという人は、ほとんどいないことが分かる。

求められる形状・サイズは?

コミュニケーションロボットに対して求められている形状は「人型(頭・胴体・2本の手・2本の足で構成されている)」(33.1%)、「動物の形状(犬や猫など)」(22.5%)、「人型に近いが足は台(頭・胴体・2本の手・これを支える台で構成)」(19.2%)、「キャラクター」(16.5%)という回答が集まり、ばらける結果になった。

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サイズについても、「人間の7歳・小学校1年生と同等(身長120cm/重量20kg)」が32.8%、「人間の赤ちゃん・生後0ヶ月と同等(身長50cm/重量3kg)」が29.1%、「人間の赤ちゃん・生後0ヶ月よりも小さい(身長20cm以下/重量1kg未満)」が24.1%と方向性が定まりきらず、さまざまなニーズがあるようだ。

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機能面はコミュニケーションを最重視。病院での活用に期待

コミュニケーションロボットの機能面では、「人間の声を認識できる」(56.8%)、「人間と対話することができる」(53.5%)といったコミュニケーションに必要な基本的な機能を求める声が多く、次いで「学習能力がある」(50.2%)を挙げる回答者が多かった。

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コミュニケーションロボットを活用するといいと考える場所については、「病院・介護施設」が33.2%でトップ。次いで「駅・空港」(25.9%)、「役所(市役所・区役所など)」(24.3%)という順になっている。

 

関連リンク
「コミュニケーションロボット」に関する一般消費者意向(2015年10月)

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