英Imagination Technologies、MIPS Warriorシリーズの新製品を発表

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英Imagination Technologiesは2015年11月17日、同社が展開するMIPS Warriorシリーズの拡充を発表した。今回ラインナップに追加した新製品は、64ビットPクラスCPUの「P6600」、並びに32ビットMクラスCPUの「M6200」と「M6250」。これらはすでにリリース中だという。

P6600はハイエンド向けの製品。32ビットCPUのP5600が開発のベースになった。一方M6200とM6250は、高性能組み込みアプリケーション用の製品だ。

いずれのCPUもMIPS R6 アーキテクチャーを採用。各CPUの詳しい特徴は以下の通り。

MIPS P6600

複数命令発行でアウトオブオーダー形式16段パイプラインの実装により、高い演算処理性能と面積効率を実現。また、フル・アソシアティブ・レベル1 BTB(分岐ターゲット・バッファ)とレベル2キャッシュ・サブシステムを備えることで、洗練された分岐予測が可能になったという。

マルチメディア・アプリケーションのベクトル演算を効率的に並列処理するため、128ビットMIPS SIMDアーキテクチャーに対応した。またハードウェアの完全仮想化のサポートとOmniShieldへの対応で、各種アプリケーションのセキュリティや信頼性の強化を実現する。

M6200とM6250

6段のパイプラインを実装。小型で消費電力が低いため、同じ実装のMIPS microAptiv CPUより30%も高い周波数で動作できる。

microMIPS r6命令セット・アーキテクチャをサポート。これにより、コード圧縮率の向上やメモリ・フットプリントの小型化を実現した。

AMBA APBデバッグ・インターフェースを備えることで、JTAG・マルチコア・ミックストコアのデバッグが可能になった。他にも、ECCとパリティ保護を含むデータ整合機能を持つ。

M6200とM6250は相違点もある。詳細は以下の通り。

M6200

密結合64ビット命令/データSRAMのためのメモリ・コントローラを内蔵するほか、プログラム/データを保護するメモリ保護ユニットを備える。

M6250

命令/データL1キャッシュとオプションの密結合ScratchPad RAM(SPRAM)のためのメモリ・コントローラ
を内蔵するほか、AMBA AXI3バス・インターフェース・ユニットを備える。内蔵メモリ管理ユニット(MMU)が仮想メモリをサポートするため、Linuxなどのハイレベルなオペレーティング・システムに対応できる。他にも、40ビットeXtended Physical Addressing(XPA)をサポートするという。

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