米Cypress Semiconductor、「FM4ファミリー」などMCUのラインナップを拡充

米Cypress Semiconductorは2015年11月18日、ARM Cortex-M4マイコンの「FM4ファミリー」シリーズとARM Cortex-M0+マイコンの「FM0+ファミリー」のラインアップを追加した。

FM4ファミリーでは、動作周波数が200MHz、CoreMarkスコアが675の「S6E2C」シリーズ、動作周波数が180MHz、CoreMarkスコアが608の「S6E2G」シリーズ、動作周波数が160MHz、CoreMarkスコアが540の「S6E2H」シリーズの3製品が追加された。

各シリーズはIEEE 1588対応EhternetやCAN/CAN-FD、SDIO、HyperBus、USB Full Speedなどのインターフェースを持つ。S6E2Cシリーズ及びS6E2Gシリーズは暗号化アクセラレーターを搭載している。

S6E2Cシリーズはすでに出荷中、S6E2Gシリーズは2015年第4四半期に量産開始予定で、現在はサンプル出荷中。

FM0+ファミリーでは、最大512Kバイトのフラッシュメモリー、最大64KバイトのSRAMを搭載し、動作時の消費電流が65μA/W、待機時RTC消費電流が0.6μAの「S6E1Bシリーズ」と、最大128Kバイトのフラッシュメモリー、最大16KバイトのSRAMを搭載し、動作時の消費電流が40μA/W、待機時RTC消費電流は1.2μAの「S6E1Cシリーズ」の2製品が追加された。

いずれもCPUコアの動作周波数が最大40MHz。S6E1Bシリーズには18.3mm2、S6E1Cシリーズには6.4mm2のWCSPが用意されている。

いずれのシリーズとも2015年第4四半期に量産開始を予定しており、現在はサンプル出荷中。

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