筋肉への負荷を最大60%軽減するアイアンマン風の外骨格型ボディスーツ

米suitXは、装着時でも動きやすい外骨格型のボディスーツを開発した。主に、工場労働者向けに作られたもので、肉体労働者の使う筋力を60%まで軽減できるとうたっている。

脚に装着する「legX」、背中用の「backX」、肩用の「shoulderX」という3つのモジュールのうち、用途に応じて必要なモジュールを利用する。すべてをセットにしたものを「MAX」システムと呼んでいる。



legX、backX、shoulderXは、脚、背中、肩にかかる力を減らすために、それぞれが独立して機能。既存の外骨格型ボディスーツと比べて、スムーズに動くという。建設現場、空港の荷物の取り扱い、工場の組立ライン、造船、倉庫作業、配送サービス、工場、鋳造所など、幅広い用途を想定している。

価格はbackXとshoulderXがそれぞれ3000ドル(約33万円)、legXが5000ドル(約55万円)となる。

suitXは他にも、下半身麻痺の人々のためのボディスーツ「PhoeniX」も開発している。 PhoeniXを装着すれば、下半身麻痺の人々も直立できて歩行可能になるという。

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