BMW3グランツーリスモに新世代クリーン・ディーゼル・エンジン搭載の2モデルを追加

ビー・エム・ダブリューは2017年5月10日、BMW3シリーズ グランツーリスモのラインアップに、新世代クリーン・ディーゼル・エンジン搭載の「BMW 320d Gran Turisimo(サンニーマルディー・グランツーリスモ)」と、同モデルをベースに独自の4輪駆動システムを搭載した「BMW 320d Gran Turismo xDrive(エックスドライブ)」を追加し、販売を開始したと発表した。

今回の追加された2モデルには、アルミニウム合金製クランク・ケースを採用した2リッター直列4気筒クリーン・ディーゼル・エンジンを搭載している。最新のコモンレール・ダイレクト・インジェクション・システムと可変ジオメトリー・ターボチャージャーの組み合わせにより、最大出力140kW(190ps)/4000rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1750-2500rpmを実現。一方、燃料消費率(JC08モード)は19.4km/Lと低燃費に抑えた(xDriveは17.4km/L)。総排気量は1995cc。

また、NOx(窒素酸化物)吸蔵還元触媒などメンテナンス・フリーの最先端排出ガス処理技術「BMW BluePerformanceテクノロジー」を採用。ディーゼル車に対する世界最高水準の排出ガス基準である日本のポスト新長期規制に適合する環境性能を実現している。これによりエコカー減税対象車の認定を受け、自動車取得税、重量税が免税(100%減税)となり、翌年度の自動車税も75%減税となる。

4輪駆動のBMW 320d Gran Turismo xDriveは、輸入車でクラス唯一の「ディーゼル&4輪駆動」のセダンモデル。路面状況を各種センサーが常にモニタリングし、トルクを前後で可変配分できるインテリジェント4輪駆動システム xDriveを搭載し、アンダーステアやオーバーステア等、危機的状況を事前に察知し対応することで、荒天時や悪路において、より安全に走行できる。

さらに新モデルでは、多くの運転支援システムを採用している。衝突回避・被害軽減ブレーキや前車接近警告機能に加え、任意の速度をベースに前方車両との車間距離を維持しながら自動で加減速を行い、低速走行時には車両停止まで制御を行うACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)を搭載。その他、車線から逸脱しそうになると振動で警告し、反応がなければ操作に介入して車線復帰をサポートするレーン・ディパーチャー・ウォーニング、追い越し車線上を急接近してくる車両などを認識し警告するレーン・チェンジ・ウォーニングも搭載している。

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