米ホームセンター大手、店舗内の商品持ち運び用に大学と外骨格スーツを共同開発

アメリカでホームセンターを運営する米Lowe’sと米バージニア工科大学は、店員の持ち運び作業時にかかる負荷を軽減する外骨格スーツを共同開発した。

この軽量な外骨格スーツは、Lowe’sの店員が店舗の商品を持ち上げたり運んだりするのを支援する。重く大きい商品の持ち運びを頻繁に強いられる店員の疲労を軽減するために、研究チームは柔らかく軽量な外骨格スーツをデザインした。現在、バージニア州のLowe’sクリスチャンバーグ店で試験運用しているところだ。

ここ2~3年、人間の力をアシストする装置の開発が進んでいる。今回の外骨格スーツ開発に携わったバージニア工科大学のアラン・アスベック助教によると、このスーツの特徴は柔らかく動きやすい部品が使われている点だという。

最初に開発した外骨格スーツ4着は現在、クリスチャンバーグ店で商品の仕入れチームによって試験運用されている。数カ月後には、アスベック助教らの研究チームはLowe’sと共同で、この外骨格スーツの物理的衝撃を評価するための試験を行う見通しだ。

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