愛知製鋼、次世代車部品に対応する鍛造品開発用サーボ式プレスライン竣工

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サーボ式プレス外観

愛知製鋼は2017年7月12日、自動車の電動化による機構変化に対応し、革新的な鍛造技術開発を進めるため、新たに同社実験工場内にサーボ式プレスラインを建設し、竣工式を行った。

同社では従来から、材料・工法を組み合わせ、材料設計から鋼材、鍛造、部品プロセス技術まで一貫する「鍛鋼一貫」での鍛造品開発を推進。ネットシェイプ(鍛造品を製品により近い形状とする)による顧客の加工コストの低減、高強度化による小型・軽量化に取り組んできた。これに加え今回、次世代車の部品における小型・軽量化や、部品機能を統合できる高機能化のニーズを受け、革新的な工法開発が可能な鍛造用サーボ式プレスラインを導入する。

サーボ式プレスは、金型の上下スライド位置情報をフィードバックさせ自動制御できるモーター(サーボモーター)を駆動に用いる方式だ。今回導入されるのは、鍛造用1200t サーボ式プレス。熱間鍛造の分野ではこれからの技術であり、成型速度を自在に変化させることで、従来の熱間鍛造では対応できない複雑な形状に対応できる。

同社ではさらに、国内鍛造品メーカーで初めてサーボ式プレスに複動成形機構を内蔵した。それらの利点を活かした新製品・新工法を開発し、より高度な鍛造品開発を加速する。また、様々な製造データの記録・活用にIoT技術を用いることで、開発期間の短縮も図っていくという。

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