世界初の水中自動販売機が登場、プールに大人を呼び戻す

アメリカで人気のキャンディ「Airheads」を製造する菓子メーカーPerfetti Van Melleが、世界初の試みとなる水中自動販売機を開発し、2024年5月27日から7000ドル(約109万円)で販売を始めた。プール用として開発されたこの水中自動販売機は水深244cmまでの防水性を持ち、エアジェットのキャンディ発射装置がキャンディを水中で放出する。

プールに沈んだ水中自動販売機には、お金を投入するのではなく「遊び心」を見せる必要がある。モニターに表示される「回転して」や「ロボットのまねをして」のような「指令」に従い、プールを楽しんでいる様子が伝わればキャンディが放出される。

近年の調査によると、成人4人のうち約3人は「子供のときほどプールで泳がなくなった」と回答しているという。この水中自動販売機によって成人のプール離れを食い止めたいとの考えだ。

Perfetti Van Melleのマーケティング部長であるCraig Cuchra氏は「この水中自動販売機によって大人たちは、プールに飛び込んで夏の気楽な日々をまた過ごしたいと思うだろう。夏の暑い日にプールでキャンディを舐めた懐かしい記憶は多くの人にあるはず。そのときの感覚をもう一度味わってほしい」とコメントした。

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