カルソニックカンセイは2017年10月25日、ターボチャージャーのタービンハウジングを板金化することで軽量化および触媒の昇温性を飛躍的に改善した新製品「CK-SMiTH」を市場に投入すると発表した。同日から開幕した東京モーターショーで公開している。
同製品は、ディーゼルエンジン車向けでは世界初という板金タービンハウジング製品。従来の鋳物ハウジングと比較して15%軽量化され触媒昇温性能が向上、大気質が大幅に改善している。なお、製品名CK-SMiTHは”Calsonic Kansei Sheet Metal innovative Turbine Housing”の頭文字から名付けたという。
自動車関連部品等を製造・販売する同社では、2021年度までの中期経営計画「Compass 2021」を9月に公表しており、成長戦略の1つとして、他社に真似のできない同社ならではの新製品投入をめざすことを掲げている。今回の製品は、その第1弾に当たるものだという。