アストンマーティン「Vantage V600」が14台限定で「V12 Vantage V600」として復活

英アストンマーティンは5月9日(現地時間)、オリジナルの「Vantage V600」にインスピレーションを受けた限定モデル「V12 Vantage V600」を発表した。クーペとロードスターを各7台、計14台を生産する。

スーパーチャージャーエンジンを搭載し、600bhpの最高出力を誇ったオリジナルのVantage V600は1998年に登場。20年が経過してもなおユーザーからの要望があることから、アストンマーティンのオーダーメイド部門「Q by Aston Martin」が、先代モデルの「VH」VantageをベースとするV12 Vantage V600を製作することとなった。

V12 Vantage V600には、600PSの自然吸気V12エンジンのアップグレードバージョンと、7速マニュアルトランスミッションを搭載する。フロント、リヤともに独立懸架式のダブルウィッシュボーンサスペンションを採用するとともに、3ステージアダプティブダンピングを組み合わせることで、さまざまな条件下でも乗り心地のよさを実現する。

エクステリアはフルカーボンファイバー製で、オリジナルのVantage V600と同様にスタイリングを変更したサイドストレーキに加え、パワーバルジを備えたボンネットを採用。リヤエンドにも独特のデザインが施される。加えて、カーボンファイバー製ディフューザーや4本出しのエキゾーストシステム、センターロック式の鍛造アルミニウムホイールなどを装備する。

インテリアには、カーボンファイバーやダークアルマイト仕上げのアルミニウムを多用した。軽量シートには新しい穿孔パターンを施すとともに、センターコンソールにはカーボンファイバーを採用。ドライバーインフォメーションのダイヤルスイッチも同モデル専用にデザインされている。

現在はオーダー受付中で、2018年第3四半期から納車予定だ。

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