- 2018-6-11
- 化学・素材系, 製品ニュース
- Makuake, ResinFiber LLC, ToughBraeon, スマートライフ研究所, タフブローン, 熱可塑性高分子ポリマー, 高強度繊維
約450㎏の重量に耐えるほどの強度を持つ極薄テープ形状の新素材「タフブローン(ToughBraeon)」がMakuakeに登場した。タフブローンは、熱により簡単に変形でき、冷えると金属並みの強度を示すという。
タフブローンは、熱可塑性高分子ポリマーと高強度繊維を独自製法により組み合わせることで誕生した、軽く、柔軟でありながら、強靭な新素材だ。60度以上の湯に浸ける、ドライヤーの熱風を吹き付ける、ライターの火であぶるなどの方法で簡単に柔らかくなり自由に造形できる。また、冷えると固くなり、金属並みの強度となる。その強度は、一枚で約450㎏の重量に耐え、複数回巻き付けて使用すると約1トンの力にも耐え得る。造形後でも、熱を加えれば再び柔らかくなるので、形を変えることが可能だ。
旅行、釣り、ツーリング、登山、海水浴などのレジャーから、DIY、緊急時まで、さまざまなシーンでの用途が提示されている。例えば、テントのペグやハンモックを吊るすチェーンの補修など、壊れたパーツを補うツールとして使うことができる。また、ネジなど細かいパーツの型取りもできるので、紛失したパーツを代替することが可能だ。そのほか、取っ手が壊れて水を出せない蛇口の応急補修や、車のチェーン/けん引ロープの結合、スポーツ用品の補修、ギプスの代用などさまざまなケースで使用できる。
一般販売予定価格は5918円(税込)。6m×24mm(長さ×幅)のタフブローンを直径8cmのコンパクトな缶に封入して販売する予定だ。重さも40gと軽量なため携帯が可能。Makuakeでは、タフブローン1缶を20%オフで購入できる4730円(送料/税込)コースなどを用意している。