高精度な地図情報のない道路でも自動運転を可能にする技術を開発 三菱電機

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三菱電機は2019年10月21日、高精度の地図情報が整備されていない一般道などでの自動運転を可能にする技術を開発したと発表した。

三菱電機はこれまで、ミリ波レーダーやカメラなどを用いた周辺センシング技術を活用する「自律型走行技術」や、準天頂衛星システムからのセンチメータ級測位補強サービス(CLAS)信号と高精度3次元地図を活用する「インフラ型走行技術」を組み合わせた自動運転システムを開発し、高速道路での実証実験を行ってきた。

今回開発したのは、CLAS信号を用いて走行時の自車位置を取得し、過去に走行したルートを高精度の「ローカルマップ」として記録。このマップに沿って自動走行制御をおこなうことで高精度の地図情報が整備されていない場所でも自動運転を可能にする技術だ。

また、屋外ではCLAS信号、屋内ではランドマークによって正確な自車情報を把握し、駐車位置および運行計画に基づいた最適な走行ルートを生成することで、屋内外での無人自動駐車も可能にする。

さらに、ミリ波レーダーやカメラなどの複数のセンサーにおける処理時間を考慮して情報を組み合わせるセンサーフュージョン技術の開発によって、車載センサーが増えた場合でもリアルタイムで高精度に周辺状況を認識することができる。

同技術は、自動運転実証実験車「xAUTO」に搭載され、一般道での実証実験も行われている。三菱電機では今後、独自のAI技術「Maisart」などと組み合わせることで、レベル4の自動運転の実現を目指す。

自動運転実証実験車「xAUTO」

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