ポイント
- 就活時の女性のパンプス自由化について「賛成」57.0％
- 私服面接に「賛成」は50.5％、「みんな同じでは個性をどのように出したらいいのか分からない」
- OB／OG訪問、「賛成」は男性54.0％、女性30.0％
- 男性の49.0％が転勤に「賛成」、女性は37.0％が「反対」
調査概要
エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」は、22～25歳の2019年（平成31年）新卒入社の社会人200人を対象に、「就職活動」に関するアンケート調査を行いました。
URL:https://engineer.fabcross.jp/
職場で女性にパンプスの着用を強制することに意義を唱える、＃KuToo運動が話題となっています。就職活動においても同じく女性はパンプスの着用が推奨されていますが、多くの企業を歩いて回る際に、足に怪我をしてしまう人も多くいます。実際に就職活動を経験してどう感じているのか、賛否を調査しました。
また、私服での面接や、こちらもニュースで問題となったOB／OG訪問、SNSで賛否が問われた転勤人事など、就活に関わるトピックについてそれぞれ新社会人に意見を聞きました。
調査結果サマリー
就活時の女性のパンプス自由化について「賛成」57.0％
・＃KuToo運動が話題となっている中、就活時のパンプス着用について賛否を尋ねた。「全体」の57.0％が「賛成」と答え、30.0％が「どちらとも言えない」、「反対」と答えたのは11.5％だった。
・男女別に見ると、「賛成」と答えた「男性」は61.0％であるのに対し「女性」は53.0％と、8.0ポイント低い結果となった
・就活時の女性のパンプス着用について、以下のような意見が見られた。
・パンプスは痛いです（22歳女性）
・ヒールは足の形や足への負担が大きいので廃止にしてほしい（22歳女性）
・パンプスはよく考えたら必要性が分からない（23歳女性）
私服面接に「賛成」は50.5％、「みんな同じでは個性をどのように出したらいいのか分からない」
・私服での面接については「全体」の50.5％が「賛成」と答えている。
・私服での面接については、以下のような意見が見られた。
・服装髪型等ほとんど決まっているため、企業側からしたら常識のある人かどうか判断できるのか疑問。常識ない人でも、スーツと髪型くらいならまとめて来ると思う（24歳・女性）
・就活は自分を見せる場なのに、みんな同じでは個性をどのように出したらいいのか分からない。みんな同じで就活生から見ても気持ち悪い（22歳・女性）
・見た目で決められてしまう（22歳・女性）
・最低限のきっちりとした服装コミュニケーションマナーくらいは必要だと思う（22歳・女性）
・ルールが緩くなることで個性が出るのはいいと思うが、その範疇を超えると不快に思う（22歳・男性）
OB／OG訪問、「賛成」は男性54.0％、女性30.0％
・OB／OG訪問については、「男性」は過半数を超える54.0％が「賛成」と回答。一方で「女性」は30.0％が「賛成」、27.0％が「反対」と拮抗する結果に。OB／OG訪問でのセクハラ問題の報道が続いた影響も、要因の1つと考えられる。
男性の49.0％が転勤に「賛成」、女性は37.0％が「反対」
・転勤については「全体」で見ると、「賛成」（34.5％）、「反対」（26.0％）、「どちらとも言えない」（39.5％）とそれぞれの意見が拮抗する結果となっているが、男女別に集計するとその差が明確になった。「男性」は49.0％が「賛成」、15.0％が「反対」となり、「賛成」が上回った。一方「女性」は20.0％が「賛成」、37.0％が「反対」と、「反対」が上回る結果となった。
【調査概要】
調査方法：ネットリサーチ
期間：2019年4月15日～29日
期間：2019年5月17日～24日
対象：2019年（平成31年）新卒入社の社会人200名
–メディア関係の皆様へ—
本調査データは、ぜひ記事などでご自由にご活用ください。
記事での紹介・引用時には、エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ、など、調査元を明記ください。
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【新社会人意識調査】新卒社会人、就活でのパンプス自由化に「賛成」57.0％。転勤人事に「賛成」男性49.0％、「反対」女性37.0％
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