Bloodhound、超音速車の最速記録を更新し時速904kmを達成

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イギリスのBloodhound Land Speed Record (LSR)が、2019年11月15日、超音速車の試験走行で自身の最速記録となる時速562マイル(約904km)を達成したと発表した。なお、世界最高速度記録の時速763.035マイル(約1278km)には及ばなかったようだ。

超音速車Bloodhound LSRは、ターボファンジェットエンジンであるロールスロイスの EuroJet EJ200とNammo社のHTPハイブリッドロケットを搭載している。Bloodhound LSRでは、地上での最高時速達成に向けてエンジニアたちが挑戦を続けているという。

2019年3月以降、試験走行はイギリスのグロスターシャー州バークリーにあるUK Land Speed Record Centreで行われている。

試験結果はBloodhound LSRのウェブサイトで公表されている。レポートでは、時速550マイル(約885km)超の走行を達成し、最高時速562マイル(約904㎞)を達成したこと、そしてパラシュートブレーキ展開に成功したことが報告されている。

試験走行では、49秒で良好にエンジンをスタートさせ、合計10分間、エンジンを稼働させて、横風がない状態で非常に安定して走行したという。およそ時速500マイル(約805km)を超えたところでサスペンションから振動があったが、これは土手道南側の若干ざらついた地面を走行したためだと分析されている。

時速520マイル(約837km)でパラシュートブレーキを展開し、減速に成功。時速200マイル(約322km)でブレーキを使用して速度を制御したという。

なお、走行中、天蓋の内側と外側の両方にほこりが蓄積し、視界維持に影響があったようだ。コックピットへのほこりの侵入はなかったものの、今後の改善点だという。パラシュートを利用した減速手法は何の障害もなかったことから、今後の試験で継続して利用していくとしている。

Bloodhound LSR開発の最新進捗状況は公式Twitterアカウントで確認できる。

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RUN REPORT – RUN 33 (HST 12) – 15 NOV 19

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