全自動で緑地を管理するロボット芝刈機を発売――GPS、超音波センサー搭載の4輪タイプ ハクスバーナ・ゼノア

ハスクバーナ・ゼノアは2020年2月19日、ロボット芝刈機「Automower(オートモア)435X AWD」を発売した。ランダムな動きでチャージステーションから境界ワイヤーで囲まれたエリアの中を自走し、芝を刈る。価格58万円(税抜、設置費用別)。設置費用は設置場所の状況により変動する。

Automower 435X AWDは、最大傾斜角35度(70%)の登坂能力があり、起伏の多いラフな地形にも対応するAWDモデルとなる。最大管理可能面積は3,500m2±20%。スマートフォンアプリ「Automower Connect」で遠隔操作ができ、GPS盗難追跡もできる。

LEDヘッドライト、前方に障害物を感知すると衝突前に減速する超音波センサー、直感的に操作できるAutomower@Access(カラーディスプレイとジョグホイール)を搭載。標準で3G通信、Bluetoothを装備する。

排出ガスがなく、静かに数ミリずつ芝を刈るため、集草の手間がない。刈芝を微細化し、芝草の根元に散布するマルチングとして、刈った微細の芝草が肥料となる効果がある。また、コケが生えることを抑制する効果があるという。

内蔵されたGPSにより、芝の刈り残しを低減。不規則で多方向から刈り込む動きによって刈跡を残すことなく、どこから見ても高さが均一のカーペットのように芝を刈ることができる。また、超音波センサーで障害物を検出し、障害物があると激しい衝突を避けるためにスピードを落とす。

LEDヘッドライトは、エネルギー効率が高く、暗い場所でも視認性と制御性を向上する。アラームが発生した場合は、ライトが点滅し始める。個々のホイールの制御を最適化するテクノロジーを搭載。強靭なスロープ性能を備えており、35度(70%)の傾斜にも対応する。

複雑な地形や斜面に適応するため、優れた操縦性を確保する関節式のリアボディデザインを採用。後部ボディにピボット機能があり、荒れた地形でもトラクションを大幅に向上。AWDの特長を最大限に発揮する。

関節式ボディデザイン

新しいAutomower@Accessは、高解像度カラーディスプレイ、ジョグホイール、見やすいステータスインジケーターによって直感的に操作できる。アイコン表示は、Automower Connectスマートフォンアプリと直感的に統合されている。

Automower@Access

無料で利用できるAutomower Connectは、Android、Appleに対応。Automowerの状況をいつでも、どこからでも知ることができ、アプリからアラーム停止通知、STOP、PARK、タイマー設定などの操作ができる。電源オフ後、12時間追跡するGPS追跡機能も搭載している。

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