宇宙開発エンジニアが自作した回転ダイヤル式携帯電話――製作手順をオープンソースとして公開

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アメリカの宇宙関係エンジニアであるJustine Hauptさんが、ダイヤル式携帯電話を自作、オープンソースとして公開した。スマートフォンのタッチスクリーンのように、中の制御が分からないという煩わしさもなく、その上メールやtwitterなどで「テキストを送信しないことの言い訳」にもできる、というのが製作理由だという。

この携帯電話で最も目を引く部品は、Western Electricの旧式な電話からとった「回転ダイヤル」と、SMAコネクタを使う「本物のアンテナ」だろう。一方で、搭載されたテクノロジーは現代的なもので、ATmega2560Vマイクロコントローラを中心に、不在着信や基本情報を表示するe-Paperディスプレイも備えている。もちろん、10-LEDシグナルメーターや登録した電話番号を呼び出すためのショートカットボタン、電源スイッチなどは、すべてハードウェア構成としている。通信には、Adafruit FONA 3Gを使っているようだ。カスタム基板上にまとめられた部品類は、3Dプリント製の筐体にきれいに収められている。

「もちろんこの電話を、メインの携帯電話として使うつもりで作ったのよ」と、Justineさん。「コンパクトで、ポケットに収まるし、主人に電話をかけるときも、以前使っていたスマートフォンより早く電話がかけらるし、最新版なら、バッテリーは24時間近く持続するかも」。

自分用の携帯電話として製作、そのプロセスをオープンソースとして公開したところ、自分も欲しいという声が、予想外に多く集まったという。そこでJustineさんは、製作が難しい基板や3Dケースをキット販売することにした。その他、実際の回路図と全ての設計ファイル、組み立て手順を説明する動画なども公開されている。

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