RFIDを活用したシステムの設計、構築者向けに、構築に必要なさまざまな事柄を解説した『ソフトウェアとしてのRFID-メカニズムと開発手順-』がリックテレコムから発売された。
同書は、RFIDを活用したシステムの設計および構築する開発担当者、SE、プログラマ、またRFIDを利用するユーザー向けに、同システムをグローバル標準で構築するために何が必要かを解説したものだ。
第Ⅰ編から第Ⅳ編までの4編構成になっており、第Ⅰ編ではRFIDの基本的な使い方や活用例、将来像などの概要を、第Ⅱ編ではRFIDで使用される標準コードやタグリーダーの動作原理など、RFIDシステム構築に必要な基礎知識について解説する。続く第Ⅲ編では設計、導入時の注意点や設計の具体的なステップを、第Ⅳ編ではプログラム例を参照しながらソフトウェア開発のポイントとプログラミング方法について解説する。
著者は真間則行氏で、B5変形判248ページ。価格は3000円(税別)だ。