波と風、太陽を利用するハイブリッド発電――海上浮遊式発電システムを開発

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ドイツのSINN POWERは、波力、風力、太陽光発電を組み合わせた海洋プラットフォームを開発した。仕様に合わせて組み合わせが変更可能なモジュール式を採用し、世界初の海に浮かぶハイブリッドプラットフォームになるとしている。2020年夏から、ギリシャ・クレタ島で太陽光発電モジュールのテストを実施する予定で、現在協力企業を探している。

2014年に設立した同社は、限りのない波の力を誰もが利用できるクリーンでコスト効率の良いエネルギーに変えることを目標に、波力エネルギーシステムを開発、製造している。これまでの長期間にわたる構造テストでは、高さ6mまでの波に耐えることができた。

浮遊式海洋プラットフォームを構成する各ユニットにはそれぞれ、4台の波力エネルギーコンバータ、4台の6kWp風力タービン、20kWの太陽電池を搭載できる。設置場所の環境に合わせて、面積や構成をカスタマイズ可能なシステムで、輸送や組み立てが簡単なだけでなく、海洋環境を汚染するリスクのある油圧装置を使用していない。

同社のCEOであるPhilipp Sinn氏は「柔軟性と広範な用途を可能にする海上技術の開発当初から、モジュール性は重要な側面となっている。浮遊式プラットフォームは、リゾートアイランドに再生可能エネルギーを提供し、世界中で洋上風力発電所の導入に貢献できる」と、その可能性について言及している。

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Wave, wind and PV: The world’s first floating Ocean Hybrid Platform

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