ベントレー、e-axle電動パワートレインの研究プロジェクトを発表――2026年に完全電動車の導入を目指す

ベントレー モーターズは2020年8月5日、3年間の研究プロジェクト「OCTOPUS」を発表した。OCTOPUSは、Optimised Components, Test and simulatiOn, toolkits for Powertrains which integrate Ultra high-speed motor Solutions(最適化されたコンポーネント、テストとシミュレーション、超高速モーターソリューションを統合したパワートレイン用ツールキット)の略だ。レアアース磁石と銅を必要としない、リサイクル可能な電気駆動システムを使った完全な電動車を、2026年までに開発する予定だ。

OCTOPUSに先駆けて18カ月間の研究が行われており、高性能車向けの電気駆動システムが開発されている。この電気駆動システムは、イギリスの主要なエレクトロニクス研究に基づいており、最新の永久磁石モーターの性能を超えると同時に、レアアース磁石と銅巻線の両方を必要なくし、費用対効果が高くリサイクル可能なパッケージを提供した。

同社には、Bentayga Hybridをはじめとして、2023年までにすべてのモデルにハイブリッドオプションを提供する明確なロードマップがある。OCTOPUSは、最先端のモーター、パワーエレクトロニクス、トランスミッションに加え、2026年までに、革新的なパフォーマンス特性を備えたフルe-axleパワートレインを提供することを目指す。

OCTOPUSはOLEVが資金を提供するプロジェクトであり、Innovate UKと協力して行われる。同社は、異なる役割と責任を持つ、ベントレー モーターズおよび9つのパートナーをまとめる。

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