【CEATEC 2020】TDK、ピエゾ環境発電デバイスを用いたセンシングソリューション「InWheelSense」を発表

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TDKは、2020年10月20日から10月23日までオンライン開催された「CEATEC 2020 ONLINE」にて、ピエゾ環境発電デバイスを用いたセンシングソリューション「InWheelSense(インホイールセンス)」を出展した。

InWheelSenseは、EH(エナジーハーベスト)モジュールによる同社独自のセンシングソリューション。EHモジュールはサイズが125×28×19mm、重量が25gで、ピエゾ素子による発電ユニットを搭載している。既存のタイヤとホイールとの境界部に取り付け可能で、タイヤが回転する際にデバイスに加わる応力を用いて、ピエゾ素子の圧電効果により発電する仕組みとなっている。

同社によると、車両が時速105kmで直進走行している場合で、平均して連続出力1mWの発電が可能となっており、外部電力の供給が難しいタイヤ上でバッテリーを用いずにセンシングできる。速度の変化や車体の旋回、タイヤのスリップといった車両の状況変化によってデバイスの起電力が変化するため、リアルタイムで走行状態を検知できる。

複数のEHモジュールを設置することにより、温度センサーや加速度センサー、空気圧センサーといった複数のセンサーにも給電可能で、無線通信によりデータを送信することもできる。同社は、無線通信によるデータ収集やEHモジュールの発電、センシング性能を評価できる「InWheelSense評価キット」を提供している。

なおInWheelSenseは、CEATEC AWARD 2020において「ニューノーマル時代のデジタルまちづくり部門」グランプリを受賞した。

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