KFCが保温機能付きのゲーミングPCを発表――ゲームをしながらサクサクのチキンが食べられる

KFCのゲーム部門KFC Gamingは2020年12月23日、台湾のCooler Masterと共同で、ゲーミングPC「KFConsole」を開発したと発表した。見た目がフライドチキンの入ったバーレルの形をしているだけでなく、フライドチキンをセットして保温できる機能が付いたユニークなゲームPCだ。

KFConsoleは、世界で初めて「チキンチャンバー」をビルトイン。特許取得済みのチャンバーにフライドチキンを入れておけば、本体からの熱と空調システムのおかげで、ゲームの合間に熱々サクサクのチキンを食べられるという。

動作の核となるのは「Intel Nuc 9 Extreme Compute Element」で、ストレージは1TBの「Seagate BarraCuda SSD」を2つ、グラフィックスはAsusのビデオカードを搭載している。筐体はCooler Masterの「NC100」をベースにし、ホットスワップ対応のGPUスロットも備える。4K解像度でフレームレートは最大240fps、VRやレイトレーシングに対応し、よりリアルな体験が期待できる。

詳細なスペックや価格は現在不明だが、「ゲーム機戦争は終わった」という発表日のツイートには多くの注目が集まっている。このPCがあれば、ゲームに熱中するあまり、いざ食べようと思ったらチキンが冷めていた、という事態は避けられるかもしれない。

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