走行寿命が従来比2倍のNSKリニアガイド「長寿命シリーズ DH・DS型」を開発――独自の熱処理技術を適用 日本精工

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日本精工(NSK)は2021年1月18日、走行寿命が従来比2倍のNSKリニアガイド「長寿命シリーズ DH・DS型」を開発したと発表した。

NSKリニアガイドは、半導体/液晶製造装置、自動車製造設備、搬送用ロボット、工作機械などの各種生産設備を中心に幅広い用途で使用されている。スマートファクトリーの推進によって各装置のタクトアップ、昼夜連続稼働による生産性向上、さらに小型化による省エネルギーなどが要求されている。これを実現するため、リニアガイドには一層の高信頼性や長寿命化が求められている。

今回開発した新シリーズは、同社独自のTF(タフ)化技術を適用することで寿命を従来の2倍にまで延ばし、高水準の動定格荷重を実現した。これにより設備の信頼性向上や小型化、省エネルギー化が可能になるという。

TF化技術は、材料の鋼材に存在する残留オーステナイト量をコントロールすることで転がり要素の長寿命化を実現する同社独自の熱処理技術である。残留オーステナイト量を最適化することでボールが異物などを踏む際に発生するボール溝圧痕の縁形状をなだらかにして、応力集中を抑制。剥離を防ぎ走行寿命を延ばすことができる。

同シリーズは2021年4月に発売予定。2026年度に年間60億円の売り上げを目指す。

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