低EMIの車載用降圧型スイッチングレギュレータを発売――伝導ノイズを従来比1/3程度に低減 エイブリック

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エイブリックは2021年5月25日、車載用低EMI降圧型スイッチングレギュレータ「S-19914/5」シリーズの販売を開始したと発表した。

近年の車載カメラの高画素化に伴って必要とされる電流が増えたことで、ノイズも増加してしまうことが課題となっている。一方で、ノイズ対策に周辺部品を用いるとカメラモジュールの小型化の障害となり、自動車全体のデザインにも影響を及ぼす。

S-19914/5シリーズは、ICが発する伝導ノイズおよび放射ノイズを低減するスペクトラム拡散型発振回路を搭載しており、伝導ノイズを同社従来品と比較して1/3程度に抑えた。車載カメラモジュールなど、小型かつ低EMIが求められる用途に適する。

パッケージは、サイズが2.0×3.0×0.5mmと小型の「HSNT-8(2030)」を採用した。また、発振周波数が2.2MHzであるため、周辺部品を含めたフットプリントも小面積化できる。なお、パッケージはガルウイングタイプの「HTMSOP-8」(2.9×4.0×0.8mm)も選択できる。

スロープ補償回路や位相補償回路を最適化しており、負荷変動に対して素早い過渡応答を実現した。

また、独自の低リップル回路を採用しており、PFM制御時でも低リップルを実現する。PFMモードでは一般的に出力電圧のリップルが大きくなり、出力容量値を増やすなど外付け部品による対策が必要となるが、同シリーズを用いることで低リップル対策向けの外付け容量値を小さくできるため、機器の小型化/低コスト化に寄与する。

入力電圧36V、定格45Vと高耐圧で、12V鉛バッテリーに直接接続できる。PWM制御の「S-19914」シリーズとPWM/PFM切替え制御の「S-19915」シリーズの2種をラインアップに揃えた。

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