現像型高反射白色ドライフィルムの販売を開始――DI露光機対応によりLEDの狭ピッチ化や小開口径化に寄与 韓国タイヨウインキ

太陽ホールディングスは2021年6月8日、子会社の韓国タイヨウインキが、ドライフィルムタイプの絶縁材料「現像型高反射白色ドライフィルム PSR-400 WD17NB」の販売を開始したと発表した。既にタブレットPCのミニLEDバックライトユニットの反射板に採用されている。

同製品は、厚み50μmの場合の平均反射率(初期値)が92〜93%で、パンチングで穴あけ加工する従来の反射シートと同水準の反射率を有する。また、DI露光機に対応しており、LEDの狭ピッチ化や小開口径化が可能となっている。

長時間光源の青色LED光を受けた際に反射率の変化が少ないのも特長の一つで、QUVテストでのY値は3000時間後で89%超となった。

ドライフィルムタイプであることから表面平滑性に優れ、均一に光を反射する。また、硬化物の柔軟性にも優れており、LED実装時のクラックを抑える。

関連リンク

プレスリリース

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る