- 2021-7-30
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- 102EX, 103EX, Bloomberg, BMW i4 Forum, Silent Shadow, ガソリン車, ディーゼル車, トルステン・ミュラー・エトヴェシュ, ネットゼロ, ファントムVII, ロールスロイス, 電気自動車(EV)
世界各国がネットゼロに向けての施策を強力に推し進める中、英国においても2030年からガソリン車およびディーゼル車の新車販売が禁止される方針が示されている。こうした中、ロールスロイスは、電気自動車(EV)の販売に向けて着実に準備を進めているようだ。
2011年には同社初となるEVを発表。「ファントムVII」の6.75リッターV12エンジンをリチウムイオンバッテリーパックと後輪を駆動する電動ツインモーターに置き換えた「102EX」は、残念ながら商用生産には至らなかった。
2016年には後継となる「103EX」を発表。同モデルは高級車の可能性の限界を押し広げる実用的なプロトタイプとなる。103EXのラグジュアリーで美しいコンセプトイメージなどがロールスロイスのWebサイトで確認できる。
「BMW i4 Forum」の投稿によれば、BMWはロールスロイスのEVを対象とした「Silent Shadow」という名前を2021年に商標申請済みとのことだ。情報誌「Bloomberg」のインタビューで、ロールスロイスの最高経営責任者であるトルステン・ミュラー・エトヴェシュ氏は、同モデルの発売日について「まだ秘密」と答えている。
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