マルチセンサーやカメラ搭載が可能なイヌ型ロボットを国境警備用に開発

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米国土安全保障省(DHS)の研究開発機関である科学技術局(S&T)は、国境警備に当たるイヌ型ロボット「Automated Ground Surveillance Vehicles(AGSV)」を開発したと発表した。

AGSVは、S&T、米国税関国境取締局(CBP)、ロボットメーカーの米Ghost Roboticsが約2年半をかけて開発し、仕様策定から性能テストまで実施してきた。アメリカ南西部の国境周辺は厳しい地形や極端な気象といった自然条件に加え、薬物密輸や密入国などの犯罪が横行している。AGSVの導入によって、国境パトロール時のCBP職員の能力不足を補うと同時に、射程範囲内での安全性を高めることが狙いだ。

このAGSVはさまざまなミッションに柔軟に対応できるよう設計されている。その一例がオープンシステム設計のペイロード機能だ。360度カメラ、サーマルカメラ、ナイトビジョンカメラなど、あるいは化学センサー、バイオセンサー、放射線センサーなど、さまざまな種類のカメラやセンサーをロボットに搭載できる。AGSVは、稼働中、無線、Wi-Fi、GPSなどでオペレーターとの通信を維持する。

その性能を確認するために、20ポンド(約9kg)のペイロードを搭載した状態で丘を登ったり峡谷を下ったり岩場を越えたりするテストも実施された。砂漠地帯では自律モードに切り替えて、所定のGPSポイントまで行って戻ってくる任務もこなせる。AGSVは昼夜を問わず歩行可能で、起伏のある地面や滑りやすい地面でにも摩擦力を推定して自動的に対応できる自己補正能力がある。

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Feature Article: Robot Dogs Take Another Step Towards Deployment at the Border

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