遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」にRealWearの産業用スマートグラスが対応 オプティム

オプティムは2021年9月9日、遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」が、RealWearの産業用スマートグラス「RealWear HMT-1」と「RealWear HMT-1Z1」に対応したと発表した。スマートグラスでフィールドメンテナンスの業務改善を目指す。

Optimal Second Sightは、現場の作業者が見ている映像を遠隔地にいる指示者と共有することで、現場の状況をリアルタイムで確認できる遠隔作業支援サービスであり、現場の映像をスマートグラス、スマートフォン、タブレットのカメラを用いて共有し、赤ペン機能や指差し機能を用いて画像上へ作業指示ができる。サポート中に、図面やマニュアルといった資料やURLを作業者に送信することも可能。さらに指示者側で、現場からの映像と通話した音声をMPEG4形式の動画として録画できる。

産業現場向けハンズフリーウェアラブルコンピュータのRealWear HMT-1は、単眼のスマートグラスで、Androidタブレットクラスの性能を持つ。産業現場用に開発されているため、95dBの騒音下での音声操作や明るい日差しの下での閲覧に対応。標準的なヘルメットや安全帽に装着できる。

安全メガネや矯正眼鏡と組み合わせて装着でき、高解像度のマイクロディスプレイは7インチタブレットを30cmほど離した距離で見た時と同等の画面の大きさで、視線のすぐ下に表示される。画面を見なくても良い時は、視線外にディスプレイを動かすことができるため、作業者の安全性も下がらないという。

さらに、RealWearのソリューションパートナーが提供しているウェブ会議やワークフロー、中央制御システムと連携でき、それぞれ完全にハンズフリーの音声制御で操作できる。指でのスクロールやスワイプ、タップは不要で、音声だけで操作可能だ。

RealWear HMT-1Z1は、RealWear HMT-1をベースにした日本のTIIS Zone1防爆認証済(海外のATEX Zone1、CSA C1/D1認定)の非常に堅牢なヘッドマウントデバイスとなる。

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