モバイルオートメーションに対応したminiドライバを発売――従来品と比べて75%小型化 オリエンタルモーター

オリエンタルモーターは2021年10月4日、モバイルオートメーション対応のαSTEP AZシリーズ miniドライバを発売したと発表した。定価は3万4000円(税別)となっている。

同製品は、バッテリー駆動と小型/軽量をコンセプトとしており、同シリーズのDC電源入力のモーターと、それらを搭載している電動アクチュエータを接続できる。

サイズが47×53×24mmとなっており、同シリーズでDC電源入力の単軸ドライバ「AZD-KD」に比べて体積比で75%小型化した。また、重量も56gに抑えている。装置自体を軽量化できるため、駆動軸の消費電力削減に寄与する。

幅広い電源電圧仕様となっており、バッテリー電源に対応した。DC24VおよびDC48Vで使用できる。

サーボエミュレーションモードを備えており、負荷状況に合わせてモーターへの供給電流を調節できる。また、RS-485通信に対応しており、ネットワーク上から直接制御できる。別売のネットワークコンバータ(ゲートウェイ)を併用すると、CC-LinkやMECHATROLINK、EtherCATによる制御が可能となっている。

同社は、自動化/省人化装置などの幅広い用途を想定しており、月間販売台数5000台を目標に掲げる。

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