モジュラーパネルポテンショメータの新製品を発表――最大7個のモジュール、回転トルクは8Ncm 米ビシェイ

米ビシェイ・インターテクノロジーは2021年11月2日、オフロード用車両や航空技術、産業アプリケーション向けのモジュラーパネルポテンショメータ「P11H」を発表した。

同製品は最大7個のモジュールを特長としており、回転トルクは8Ncmとなっている。急な温度変化や高湿度といった環境下でも安定性を維持し、大きく振動した場合や衝撃を受けた場合もポテンショメーターが設定/シャフトの位置を保つ。

トラクターや建設機材の照明、ラジオの音量やエアコン制御、産業ツールの設定、電気溶接、モーター速度や低電力制御の分圧器もしくは可変抵抗器に適する。

寿命は5万サイクルで、回転トルクの変動は20%未満。安定性を高めるべくサーメット素子を採用した。絶縁耐力は1500Vrmsとなっている。

その他、動作温度範囲はー55〜+125℃、標準抵抗値は1kΩ、4.7kΩ、10kΩ、47kΩ、100kΩ、接触抵抗変動は2%もしくは3Ω、温度係数は±150ppm/℃となった。RoHS(特定有害物質使用制限)やCECC41000、IEC 60393-1に準拠している。

サイズは、シャフトの直径が6.35mmの12.5mmサイズとなっている。カスタムシャフトやリード、コネクタ、その他オプション付きの製品も提供する。

既にサンプル品および製品の提供を開始しており、量産時の標準納期は16週間となっている。

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