世界最小径クラスのリニア振動モーターを開発 日本電産

  • Tweet
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本電産は2022年3月10 日、世界最小径クラスで低消費電力のリニア振動モーターを3種類開発したと発表した。タブレット端末などの文字入力に使うスタイラスペンへの搭載を想定しており、振動によって実際に紙に書いているような書き心地を再現する。

開発された「CAシリーズ」には「CA3」「CA7-VH5」「CA7-VH9」の3種類があり、いずれも円筒形状をしている。最も小さいCA3は直径3mmで、CA7-VH5とCA7-VH9は直径6.55mm。

CAシリーズには、同社が得意とするHDD用スピンドル用モーターに使われている磁気回路設計技術が応用され、一般的なスマートフォンに搭載されている振動モーターに比べ、50分の1程度の低消費電力を実現した。これによって機器に搭載するバッテリーの容量を小さくでき、デバイスの軽量化も可能になる。

振動モーターはこれまで、主にスマートフォンなどで着信などを知らせるバイブレーション機能のために使われていたが、近年ではボタンを押しているときなどのリアルな感覚を再現するために使われるようになってきた。今後はスタイラスペンなどポータブル機器や、スマートゴーグル、スマートグローブなどのVR機器への搭載が見込まれている。同社では、こうした需要に応えるためCAシリーズを開発した。

同社のスマートフォン用振動用モーターの累計出荷台数は、2020年末時点で3億台を超えている。

関連リンク

プレスリリース

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る